【総まとめ】広島の警察申請ガイド|
風営法・深夜営業・古物商の全知識
広島で夜のお店を開きたい、中古品の売買を始めたい。そう思って調べ始めると、「風営法」「深夜営業届」「古物商」「用途地域」「求積図」——聞き慣れない言葉が次々に出てきて、全体像がつかめない。そんな方は多いと思います。この記事は、当ブログでこれまでお伝えしてきた内容を、「広島で警察に出す3つの申請」という切り口で、1ページに総まとめしたものです。それぞれの違い、費用と期間、進め方の勘所を俯瞰し、さらに「もっと詳しく知りたい」ときのために、テーマ別の解説記事へのマップも用意しました。開業準備の出発点として、ブックマークしてお使いください。
- 広島で夜の店や中古品販売を始めるとき、警察(公安委員会)に出す申請は主に3つ:①風俗営業許可(風営法)②深夜営業届 ③古物商許可。窓口はいずれも警察署の生活安全課。
- 風俗営業許可(1号)=接待をする店。手数料24,000円・約55日・営業は原則0時まで。深夜営業届=接待なしで深夜0時以降に酒類提供。手数料0円・受理10日後・時間制限なし。この2つは同時に取れない。
- 古物商許可=中古品の売買。手数料19,000円・約40日。取得後は標識・帳簿・本人確認の三大義務、ネット販売ならURL届出も。
- どの申請も、場所(用途地域・距離制限)と図面(求積図)の精度がカギ。物件は「契約前」に調べるのが鉄則。
- この記事は連載の総まとめ。テーマ別の詳しい解説は、本文の各リンクから。開業準備の地図としてブックマーク推奨。
・警察に出す3つの申請(風俗営業許可/深夜営業届/古物商許可)の違い
・それぞれの費用・期間・営業時間などの早見
・開業までの進め方と、物件選びの鉄則
・テーマ別の詳しい解説記事へのマップ(リンク集)
警察に出す「3つの申請」の全体像
広島で夜の店・中古品販売に関わる警察系の申請は、大きく次の3つです。いずれも、窓口は営業所を管轄する警察署の生活安全課(経由で公安委員会へ)です。
【早見表】3つの申請の比較
| 風俗営業許可(1号) | 深夜営業届 | 古物商許可 | |
|---|---|---|---|
| 対象 | 接待をする店 | 接待なし・深夜に酒類 | 中古品の売買 |
| 種別 | 許可(審査あり) | 届出 | 許可(審査あり) |
| 手数料 | 24,000円 | 0円 | 19,000円 |
| 標準期間 | 約55日 | 受理から10日後 | 約40日 |
| 営業時間 | 原則0時まで | 制限なし | — |
| 窓口 | 警察署 生活安全課 | 警察署 生活安全課 | 警察署 生活安全課 |
| 主なカギ | 場所・構造・図面 | 図面(求積図) | 品目・管理者・略歴 |
どの申請が必要? — 2つの質問で判定
夜の店の場合、必要な申請は2つの質問でおおむね判定できます。
これに加えて、中古品も扱うなら古物商許可、ゲーム機を置くなら5号営業(または10%ルール)、という補足判定が乗ります。
進め方の鉄則 — 「物件は契約前に調べる」
3つの申請に共通する、いちばん大切な鉄則をお伝えします。それは、物件は「契約する前」に、申請が通る場所か調べることです。
風俗営業許可も深夜営業届も、出店できる場所(用途地域)と、学校・病院などからの距離制限があります。古物商許可も、営業所の使用権限が必要です。物件を契約してから「ここでは許可が取れない」と分かっても、後の祭り。だからこそ、契約前の下調べがすべての出発点になります。
その次が、図面(求積図)の精度。風営法・深夜営業では、客室の広さや什器配置を正確に記した図面が申請の"本体"です。保健所に出す図面とはまったくの別物で、寸法の記載が必要です。ここでつまずく方がとても多いので、早めに専門家に相談するのが安全です。
「ひとまず、警察署への届出について50本、ブログを書こう」——そう思い立って、ここまで書き上げてきました。
今後も何らかの形でブログは続けていくつもりですが、ここまでのものを読んでいただければ、警察署への届出の制度については、書類の作成そのものを除けば、そう困ることにはならないのではないか、と思っています。
それでも解決しないことがあれば、当事務所にご相談いただければと思います(当事務所の公式LINEでのご相談は無料です)。皆様の開業がうまくいきますように。そう願っております。
テーマ別・詳しい解説のマップ(リンク集)
ここからは、もっと詳しく知りたい方のためのマップです。テーマ別に、当ブログの解説記事へリンクします。
おわりに — 連載の終わりに
この記事をもって、当ブログの警察申請シリーズは、ひとまず一区切りです。風営法・深夜営業・古物商という、とっつきにくいテーマを、少しでも「自分ごと」として捉えていただけるように、と綴ってきました。
申請の手続きは、正しい順番で、正しい準備をすれば、決して越えられない壁ではありません。大切なのは、全体像を持ち、物件を決める前に動き出すこと。この総まとめが、その第一歩の地図になれば幸いです。
「自分のケースはどうなるんだろう」「何から手をつければいい?」——読んでも迷いが残るのは、当然です。そんなときは、遠慮なくご相談ください。取り締まる側にいた元広島県警察官13年の行政書士が、あなたの開業の段取りを、最初から最後まで一緒に組み立てます。
よくある質問
一つずつ進めるだけです
「自分のケースはどの申請?」「スケジュールを組んでほしい」——そんなときは、業態判定から物件チェック、図面作成、警察・保健所・消防の段取りまで、まとめてお任せください。取り締まる側にいた元広島県警察官13年の行政書士が、あなたの開業を最初から最後まで伴走します。